11月21日土曜日の「大和言語さくらの会」さんの定例会を、「失語連交流・懇親会」として、神奈川県失語症連絡協議会も合同で行わさせていただきました。この日は普段さくらの会で行う活動を見学し、実際に参加させていただきました!
プログラムの内容をご説明していきます・・・
まず、オープニングのあいさつの後にウォーミングアップとして「口の体操(五十音・短文集・俳句の音読)」を行いました。
順番に指された五十音の文字を声に出して読んでいきます。
大和では毎回行われており、継続して訓練することで発声しやすくなるそうです。
短文集/俳句の音読では「急行が10分遅れます。」「仕事が遅くなるので、先に行っててください。」等の短文や、「古池や蛙飛び込む水の音」等の俳句を音読します。
575のリズムはテンポが良くて言いやすいですよね。また頭にも残って思い浮かべやすいので練習には最適なんだろうな、と思いました。
そして昼食後に楽しいゲームを行いました!
くじを引いて書かれた番号に対応する「お題」を皆さんに読み上げ、当てはまる人が挙手をし、その数が多い人の勝ちというルールです。3チームに分かれて競いました。
「海外に行ったことがある人」という質問に、多くの人が手を挙げていたとにビックリしました。中には「ヨーロッパをスペイン以外は全部制覇した」という方までいらっしゃいました!
また「携帯電話を持っている」というお題で手を挙げた人も多かったですね。
「兄弟が3人以上いる」という人が多かったことも印象的でした。最多はなんと8人兄弟です!
しかし、最も印象深かったのは「ラブレターを渡した/もらったことが」あるというお題ですね。無いという人は3人くらいで、非常にたくさんの人が手を挙げていました。メールで告白という方法がない時代だったからでしょうか。青春を垣間見させていただけたようで楽しかったです(笑)
ゲームで盛り上がったあとは「音楽療法」を体験しました。
上の2枚の写真は「焚き火」を歌っているときの様子です。写真のように、指し示された歌詞をピアノの伴奏に合わせてみんなで歌いました。
歌を歌っているとき、みなさんの表情がとても明るかったです。音楽療法の科学的メカニズムは私には分かりません。けれども、音楽の力はすごいなと改めて実感しました!
「大和言語さくらの会」さんとの交流懇親会の報告は以上です。今回参加させて頂いて、とても楽しくて充実した活動をされているなと感じました。もし興味を持たれました方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度足をお運びいただけたらとても嬉しいです!