こんにちは。

今年度も、“失語症を知ろう!ふれ合おう!”をテーマに、茅ヶ崎リハビリテーション専門学校の言語聴覚士学科の皆様と交流・懇親会を行いました。昨年に引き続き、第1部は失語症当事者や失語症のある方のご家族が実際に体験したことを講演し、第2部は“会話するグループ”と、“失語症の検査を体験するグループ”に分かれて交流を行いました。

【第1部】

失語症当事者からは“交通事故により、言葉と記憶を失った。家族の名前も言えなかった。”、“社会生活をしていくことや、障害のある方との関わりを通して、言葉が出ないことや、上手く伝えられない時に「私は失語症なのだから…話せないのはしょうがない」と開き直ることができるようになった。”など、失語症を負ったことで落ち込んだ出来事や、心境の変化などを話して下さいました。

失語症のある方のご家族からは“妻が失語症になり、銀行の口座番号が分からず、お金を下ろせなかった。成年後見人制度を使ったが、大きなお金を下ろす時は複数の書類の作成、家庭裁判所での申請が必要であり、申請が通らない時にはお金が下せなかった。”など、こちらが考えもしないような苦労した話をして下さいました。

【第2部】

会話するグループでは話し声が途切れることなく、出身地や趣味などの話題や、言語聴覚士になる学生に心がけてほしいこと、など幅広い内容の話をされておりました。失語症の検査を体験するグループでは“標準失語症検査(SLTA)”と呼ばれる検査を行っておりました。学生は臨床現場に活かせるように学ぼうとする姿や、失語症当事者の方は学びが深まるように協力する様子がみられておりました。

会話するグループ
失語症の検査を体験するグループ①
失語症の検査を体験するグループ②

今年度も、このような素晴らしい場を提供して下さった、茅ヶ崎リハビリテーション専門学校の先生や学生の皆様、心より感謝申し上げます。今後とも私たちの活動への支援よろしくお願いします。