こんにちは。

 

朝、夕の寒暖の差が大きく、気付けば秋らしい気候になって参りました。そろそろ紅葉が見頃になるのではないか、と楽しみにしております。

 

さて、ご報告が遅くなりましたが、930日に茅ヶ崎リハビリテーション専門学校にお邪魔させて頂きました。昨年に続き、今年も学生のうちから失語症を知って頂き、また友の会を知って頂けるよう交流をして参りました。

 

失語症がある方がお話しする様子

失語症がある方がお話しする様子②

失語症がある方がお話しする様子

失語症がある方がお話しする様子①

1部は、失語症になって経験していること、失語症のある方のご家族が経験している事、失語症の友の会の実情などをお話させて頂きました。お話の中では言葉を失って伝える術を失ったと感じたことや、体の麻痺により車の運転が出来ないと宣告されたことなどの苦悩や不安、葛藤についてお話しをしました。併せて、ご自身で行ってきたリハビリについて、毎日新聞の書き写しを行ったこと、お風呂で言葉の練習したこと、今現在も友の会に通いリハビリを行っていることなどをお話して参りました。

 

自由会話をするグループの様子

自由会話をするグループの様子①

自由会話をするグループの様子

自由会話をするグループの様子②

2部は、失語症のある方との自由会話を行うグループと失語症検査を行うグループに分かれ、交流を行いました。自由会話を行うグループでは、学生さんが話題を、考えて頂いたこともあり、終始盛り上がりました。終了時間が過ぎてもお話が尽きず、まだまだ話し足りないと感じた方も多くいたかと思います。

 

検査を行うグループの様子

検査を行うグループの様子

失語症検査を行うグループでは、検査前に会話を行い、学生さんが失語症がある方の緊張をほぐそうとしたり、その反面、検査を行う学生さんの緊張を失語症がある方が冗談を言ってほぐそうとしたりなど、和やかな雰囲気で検査を行う事が出来ました。検査中はなかなか言葉が思い出せないこともありましたが、学生さんの助けもあり、真剣に、でも楽しく行う事が出来ました。

 

 

昨年に続き、今年もこのような素晴らしい場を提供して下さった、茅ヶ崎リハビリテーション専門学校の先生や学生さんの皆様、心より感謝しております。今後とも私たちの活動への支援を宜しくお願いします。

集合写真

集合写真